どのように効くのか？

1. 光感受性ジェルが細菌の細胞壁や膜に取り込まれる。
2. 特定の波長の光が照射されると、光感受性ジェルがエネルギーを受け取り「活性酸素」を発生する。
3. 「活性酸素」が細菌の細胞壁や膜だけを破壊し殺菌する

殺菌効果の実験

殺菌効果は目に見えません。そこで簡単な実験を行ないました。唾液を薄め、滅菌法棒で繁殖培地に擦り付け培養すると、たくさんの細菌の群れ（コロニー）が発生しました。（左側）。

一方、同じ唾液群はほとんど見られませんでした（右側）。

どのような場合に利用するのか？

とどめの一撃

通常の治療の上に光殺菌治療を行なうと、「とどめの一撃」としての殺菌効果が期待されます。これまでの治療方法では除去しきれない殺菌を死滅させ、個人差はありますが治癒期間の短縮、感染の再発防止に大きく貢献します。

 

予防

加えて光殺菌治療は予防にも有効です。歯周病やインプラントの定期検診、歯ブラシは行き届きにくい矯正治療中のメンテナンスの際に光殺菌治療が効果を示します。

よくあるご質問

Q１：治療中痛みはありませんか？

Ａ１：全くはありません。若干の熱と振動があるだけです。

Q２光感受性ジェルはどんな味がしますか？

Ａ１少し甘い味がします。

詳細はスタッフまでお尋ねください。